本当にひたすら悲しくてツラくて憂鬱な気分になる物語でしたが、どこか温かくて優しい気持ちにもなれました。
大袈裟な言い方かもしれませんが、自分自身の人生について少し考えてしまいました。
ファンタジーなんだけど、現実的な部分もあって、人間の弱さや社会の醜さも表現されているようでした。
心理学的にも道徳的にも様々な面で評価できそうな話しです。
私は語彙力に乏しいのでその辺りをうまく伝えられないのがもどかしいです…。
全キャラ攻略し終えた後、しばらく傷心に浸ってしまうほどでしたが、「私も前を向いて生きていこう」と励まされた感じがします。
完全なハッピーエンドは一切なくて、失ったものはとても大きいけれど、小さな希望に心から全員の幸せを祈ってしまいました。
挿入歌やBGMもまたとても雰囲気がよくてこのゲームを上手に盛り上げてくれたなあと思います。
システム面についてPS2版では課題の煩わしさに批判があったみたいですが、今回は2週目以降 入力式ではなく選択肢になったので、とても簡単ですし全く作業感もなくサクサク進めます。
毎晩見る夢のシーンもスキップできるので、周回プレイがしやすかったです。
私にとって大切な作品になりました。
少し特殊なので決して万人受けはしないと思いますが、日常に疲れて現状に満足していない人なら「何か」感じるものがあるのではないでしょうか。