CLANNADのクライマックスである汐との旅行からエンディングまでが描かれています。
風子が登場するシーンがごっそり削られているのは残念でした。
ラストが原作では実現しなかったあのシーン、そしてあの台詞で締められているのは良かったと思います。
(ただしあの台詞が本来登場するシーンは削られています)
全8巻の総括になりますが、
とても丁寧に原作となったゲームになぞらえて描かれており、
重要性の低いシーンが大幅に削られてやや駆け足気味ではあるものの、
その分ストーリーが全体を通してぶれることなく、濃い密度で描ききられています。
幻想世界や光については殆ど触れらておらず、
複数回プレイすることが前提であるゲームとは印象が変わってしまうのは避けられません。
また渚以外のシナリオにも焦点が当てられて華があったアニメと比べると、どうしても地味に感じられてしまいますが、
渚シナリオ〜アフター〜汐シナリオ〜エンディングの一本道として考えれば、手堅くしっかり作られています。
ゲームやアニメの経験済・未経験に関わらず、一つの家族を描いた作品としてお勧めします。