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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
CISそのものを研究した数少ない良書,
By フョードル (川崎市某所) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: CIS:旧ソ連空間の再構成 (単行本)
最近ウクライナ革命、キルギス、ウズベク騒動で「CISはどう動くか」「CISやはり機能せず」といったワンパターンな報道、またはCISを扱うことすらないメディアに囲まれた私たちだが、 そんな状況の中本書はCISの過去における功績(たとえばソ連崩壊の緩衝を行った、など)を紹介し再評価し、 また普段触れることの出来ないCIS機構や未来における展望を多少紹介している数少ない良書である。 ロシアのCIS地政学的戦略についても論じられていて興味深い(地政学だけでなく、同胞法、国籍法についても) この本が出版された直後にウクライナ騒動が起き、その情報分析がなされていないことは痛恨の極みだが、ロシア研究をしたいなら必読の書であろう。 逆に言うと、ロシア研究に興味がある人以外にはぶっちゃけ、向かない。 本書は特段応用的なことは書かれていないし、CIS基礎知識中心であると思われるのだが、 それでもちょっとCISってどんなだろうと手に取るのは、つらいだろう。 CIS自体が世間にとって基礎知識じゃないんだよね。とっつきにくい。 だけど、ロシアに興味がある人は読んだ方がいい。だってCISのロシアにとる重要性、わかるでしょう?
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