CDというメディアではAphex Twin/AFX久々のリリースとなった、
Richardさん自身のレーベル、Rephlexからリリースされ続けていた、
アナログ12インチのシングル群、“Anaload”シリーズを収録したアルバムです。
(ただし何故かAnaload9の1曲だけが収録されていないのが残念)
またネット上ではAFX名義の作品として紹介されてますが、
裏ジャケを見ると1.と10.はAphex Twin名義の作品となっています。
Druqks,Come To Daddyの曲ほど、激しい曲はありませんが、
AnalogueBabblebathシリーズでもお馴染みのアシッドベースと、
叙情的なメロディが非常に印象的です。
ヴォコーダー的なロボットヴォイスと幻想的なシンセ音、複雑なビートが入り混じったリードトラック、
1.Fenix Fankを始め、とりわけ叙情的で切ないメロディが素晴らしい4.Crying In Your Face
(こういうタイトルの曲も珍しいですね)、
4つ打ちのビートと、これまたさりげなくも綺麗なメロディが同居する9.PWsteal.Ldpinch.Dなど、
聴く側がRichardさんに何を求めているかにもよりますが、
非常に味わい深い曲の揃ったアルバムだと思います。