6人用とこちらを持っています。
評価は同等です。
考案された時代が古いため、現在注目さているスペシャルティーコーヒーには向かないと評価いたします。
多くの器具を試しておりますが、この器具用のフィルターで抽出するとコーヒーの個性が乏しいものになってしまいました。
最近発行されたCasa BRUTUSではこの器具に金属フィルターを用いて抽出している人がいましたが正解だと思われます。
この器具の持つ雰囲気のスタイルが好きな人にはそれも良いでしょう。
しかし、この形に似たもので金属フィルターを使用するボダムのサーバーもありますし僕ならそちらをおすすめします。
コーヒーの持つオイル分と酸味を適当にフィルターが吸収すると謳われていますが、オイル分に限ってはほとんど吸着されていると見受けられました。
2000年代に入りコーヒーの世界は大きく変わりスペシャルティーコーヒーが台頭してきました。
スペシャルティーコーヒーは非常に品質が高いため、コーヒーのおいしさの重要な要素を抱えているオイルが豆の個性を説明してくれます。そしてフルーツのような上質な酸味を楽しめます。
これらを取り除いてしまう器具は適当だとは考えられません。
ただこの器具にも良い点が多々あります。
普通に売られている普及品の挽かれて売っているコーヒーをおいしく飲む事が出来る点です。
欠点を多く抱えるコーヒーが普通に飲めるようになります。
この器具が考案された頃のコーヒー販売形態、質等を考えるとケメックスは当時最良のコーヒーメーカーであったと想像できます。
また、この器具の美しさは秀逸なのでコーヒーを味だけでは無く文化、そしてスタイルとして捉えるならとても良いものだと思います。
僕はコレクションとして楽しんでいます。