主人公はオタクで引き篭もりがちなダメ高校生。
そんな彼を中心に事件が起きていきます。
「妄想」が物語の謎を解くキーワードなんですがジャンルが進行につれてコロコロ変わるので何をメインにしたかったのかよく分からないのが本音。
序盤は謎の連続猟奇殺人にスポットを当てたサイコミステリー、中盤は身を守るためにディソードと呼ばれる剣を探し、終盤は主人公が覚醒して悪と戦うというバトル物。
プレイ時間は決して長くなく20時間前後、この長さなら正直サイコミステリー路線のままラストまで行ってほしかったです。
設定は結構きちんとしてあるのにシナリオがあっさりしているので拍子抜けする人もいるかもしれません。
もしこの設定を満足に展開させるなら倍の40時間分の分量が必要なんじゃないでしょうか?
プロット時点では大作だったのでしょうが、実際の制作ではシナリオは縮小して、世界観と設定だけ大作のまま残ってしまった。そんな印象を受けました。
それと嫌でも注目してしまうのはグラフィック面でのグロですが、最近グロの描写を前面に押し出しているゲームは多いですが私はグロとゲームの面白さは直接関係していないと思っています。
グロは嫌いな人は多いと思いますが、大好きで見たいって言う人は少ないと思いますし…。
グロは文章だけでも伝わりますし、仮にこのゲームでグロ描写をぼかしていたとしても面白さは下がると言う事はないので必然性が無い限り極力避けて欲しかったです。
主人公を演じている声優さんの演技は素晴らしいです。
今までに無いタイプの主人公をバッチリ演じていらっしゃいます。
主人公が連続殺人に怯える序盤が一番ドキドキしました。
色々惜しいゲームだと思いますが興味のある方はどうぞ。