最近何かと世間を騒がせている中でのアルバムリリースですが、このアルバムはあくまで99年にリリースされた『VERY BEST ROLL OVER』の続編であって、30周年の記念盤ではありません。したがって、コンプリートベスト的な価値をこのベストに求めるのは筋が違います(そもそも、30周年記念と言い出したのは一部のマスコミです。C&A本人も、レコード会社もそんな意味合いをこのベストには求めていないはずです)
このアルバムはあくまで、レコード会社とアーティストの間の契約で一定期間内に作品をリリースしなければいけないために作られたシングル集です。金儲けの魂胆が見え見えなのも当たり前です。ビジネスなんですから。
他のレビュアー様が言っているように、ROLL OVER以降のシングル中心の選曲なのは大正解だと思います。(どうせなら、SAY YESやYAHx3を入れないほうが潔いとは思いますが)どうせこれで過去の作品を入れたら入れたで、『ベスト出しすぎだ』とか『以前のベストと選曲かぶりすぎ』とか言われるんですよ。世間なんてそんなもんです。
今回の解散騒動で、久々にチャゲアス聞きたくなって、過去のアルバム引っ張り出して聞いたり、売ってしまったアルバム聞きたさにレンタルショップに走った人も多いはず。そんな「ひさびさにチャゲアス熱が上昇した人」のために、あなたが遠ざかっていた間、僕たちはこんなにいい曲を作っていたんですよ、よかったら聞いてください、てくらいのアルバムだと思います。そこには昔と変わらない、彼等だけにしか出来ない、唯一無二の(= NOTHING BUT)曲たちが収められているのですから。