流石、CD/DVD仮想化ソフトの大家だけあって、基本性能は確かです。
管理画面もスタイリッシュで、かつ直感的な操作の行いやすいデザインになっています。
また、肝心のディスクの仮想化にかかる時間も、若干ながら早くなっており、
その辺りの、地味ながら重要な能力の向上も忘れていないのも、嬉しい所です。
ですが……最大の売りである『簡単にプロテクト解除できる』という謳い文句には、
若干異論の余地があると思います。
確かに、昔のバージョンと比較すれば、桁違いに楽になってはいます。
外したいプロテクトの種類を、プルダウンメニューから選ぶだけなのですから。
ですが、それは逆手に取ると『外したいプロテクトに対する若干の知識』と、
『ディスクに施されているプロテクトの種類が分からないといけない』
という事でもあります。
これは、私を含めたライトユーザーには、結構厳しい条件だと思います。
無論、メニューの中から勘で選択してみる、という手もありますが……
それと、これも重要な欠点なのですが。
プロテクトを解除する設定状態で仮想化を行うと、異様に時間がかかる事があります。
私のPC環境では普通、50分もあれば仮想化は終わるのですが、
時々、実質的に数時間単位の時間がかかる事があります。
しかもそれは殆どの場合、パーセンテージバーでは後数秒と表示されているので、
本当には後どれくらいで終了するか、全く分かりません。
ソフトの設計ミスなのか、プロテクトが手強いのかは分かりませんが、
このソフトの購入を検討されている方は、気をつけた方がいいでしょう。
……色々欠点を挙げて参りましたが、
それでも、このソフトが良いソフトである事には違いありません。
特に、無駄にディスク認証を要求してきたり、ディスクレスできないソフト等に対しては、
中々に有効な対抗ソフトだと思います。