クラシックブームのようで、概観できる入門書を探している方には
まよわずお勧めします。付録に100曲入りCDがついてます。
勿論、さわりだけですよ。
中世・ルネサンス〜現代音楽まで一通りほんの雰囲気でものぞ
いてみるだけでも充分値打ちがあります。
それを可能にしてくれる本です。
薄くなりがちな20世紀以降についても相応に記述が充実している。
さわりとはいえ、未来派のルッソロや、新即物主義のヒンデミットは
当然といわんばかりに、ベリオの「コラージュ」や、ミニマルのS・ライヒや
F・グラスにまでふれている。
本文中に付録CD格納曲である旨のマークがされているので、読みながら実際に
きいてみることも迷うわずにできます。
選曲はなかなか渋いと思います(F・グラスを久々に聞いた・・・)。
シューマンで「クライスレリアーナ」が選ばれているあたり
安易にうけそうな通り一遍の「聞いたことある曲」を選んで
いるわけではないのがわかります(そういうのも勿論はいってますよ)。
クラシックといっても領域が広いので、既に聞いてる人でも
好みが偏りがち。新しいジャンルへ視野を広げる意味でも、
既にクラシックファンである方にもお勧めできます。