思考停止した人が大手を振って街を歩いている昨今。当たり前のことを当たり前ではないのでは?と考えてみることは大切だ。ヤマタイ出身のザキツ・ジュンもバイクがなぜご禁制なのかについて疑問をもった。なぜバイクは禁じられたのか? なぜバイクに乗ることがいけないのか? なにせバイクの話をすることさえはばかられるのだから大変である。普通の人には当たり前すぎるほど当たり前になっていたのだろうけれど、ヤマタイ出身の彼には当たり前ではなかったため疑問を持つことにつながったのだ。加えて、バイクは禁止と押しつけられることの反発。地球で出会ったアウトローな人々(デイブ・モラ・ノブ・ファントム・・・)との出会い。今後はこの線で物語りが進むと思われる。年若い主人公の成長に期待したい。
冒頭で世界観の説明が行われた。ここまでに至る経緯ではなく、現状の説明である。環境破壊が全てのキーワードになるようだ。なるほどバイクが矛先に上げられる理由は分らなくもない。でも、燃料が化石燃料ではないようだから、思想統制的な意味合いがあるのかもしれない。まあこのあたりは、物語の進行とともにおいおい分っていくことだろう。
ライバルとなるであろう、ファントムおよびヨシムラ・ゴロー隊長が登場した。個人的には後者が気に入った。なんといってもファイア・パターンのコルベットに乗っているのがよろしい。東本作品でコルベットといえば、「キリン」を思い出すのだけど、あれとはちょっと違うのかな。いずれにしても、コルベットはいい車です。