これまで20倍ズームレンズ搭載のEX-FH25を使用していましたが、単三電池を4本も使用するので重く、しかもボディ全体も大きくかさばるのでなかなか持ち出すのに勇気が要りましたが、本機は10倍ズームではあるものの、常用域を十分にカバーし、しかも小型軽量、比較的薄型で、発売とほぼ同時に買い換えました。
本機の特色はなんといってもEX-FH25で高い評価を受けた裏面CMOS+ハイスピード連写を生かした高画質撮影機能を、小型軽量のボディに組込み、それでいて35ミリ換算24ミリからの10倍ズームレンズを搭載することで、気軽に持ち出せる高性能機にしたところにあると思います。例えばHDRを実現するHSライティングや、三脚なしでも夜景と人物が撮影できるベストショットセレクタがポケットやかばんから取り出して活用できるところは大いに評価すべきと思います。ワイド側を重視したレンズのおかげで引くことができない場所でも撮影が容易になり、またテレ端でも240ミリと本格的な望遠撮影もできることから、EX-FH25よりも活用度が大いに増したといえるでしょう。
本機もEX-FH25同様に高画質であり、大容量の専用バッテリーのため、長時間にわたる撮影もこなすことができ、私にとってはまさに待ち望んでいた機能・スペックとなっています。
画像合成のために撮影後「処理中」の表示が数秒続くことがありますが、高画質を得るためならばこの程度の待ち時間はよしとするべきでしょう。液晶モニターが23万画素どまりになっており、他メーカーや同社のEX-H15のように46万画素〜92万画素でないも残念ではありますが、そこは割りきりが必要です。
たまに顔認識AFが誤作動したり(認識しないこともある)することもありますが、総じて良品というべきカメラです。
カシオはプレミアムオートを搭載したカメラも販売しており、こちらは高性能の画像処理エンジンで、本機は従来の裏面CMOS+ハイスピード連写でと、高画質化へのアプローチが異なるカメラを両方開発しており、面白いメーカーだなと感じています。EX-H15も所有しておりますので、画質比較などもしていきたいと思います。