店頭にてプレミアムオートを体験、そのあまりにもきれいな画像に魅力を感じて購入しました。
本機の特徴は、プレミアムオート機能がついた10倍ズーム機であるということ。画像処理のため1枚撮影するごとに2〜5秒の待ち時間がありますが、待った甲斐のあるきれいな画像を得ることができます。まずノイズ感がほとんど感じられません。小さな撮像素子に1,410万画素も詰め込んでいるにもかかわらず高感度(ISO800)でもノイズ感がないのはすごいの一言です。低感度では微細な部分まできっちり描写する能力も十二分にあります。カメラの状況判断が的確で、自分が意図した以上の色乗りのいい鮮やかな画像になります(プリント映えしますね)。本機には新型の画像処理エンジンが搭載されていますが、画像処理エンジンの性能の高さ=カシオの技術力の高さを感じます。
本機の裏面CMOSタイプがFH-100と私は解釈しているのですが、FH-100は撮像素子の能力を生かして高画質を実現するタイプならば、本機は画像処理エンジンの能力を生かして高画質を実現するタイプと認識しています。アプローチの仕方は異なるとはいえ、画素数の違いはありますが両機種ともに甲乙つけがたい画像になりますね。ただ本機でプレミアオムオートで風景を撮影すると、まれに極端な補正がかかるときがあり、ポスターカラーで塗ったような平板な画像になるときがあります。風景に限ってはこの画像処理は好みが分かれるところです。
他の方のレビューにもあるように、デザインはいまひとつです(キヤノンパワーショットS90やリコーCX3のようなシンプルだけど高級感を演出するデザインにできなかったものかしら)。また私のカメラはクロームメッキが十分ではなくまだら模様になってしまっています。でもプレミアムオートの画像を見ると、「まあ、仕方がないか」という気持ちになります。あくまで性能で勝負のカメラといったところでしょうか。