率直に言って、教科書としての出来は「?」です。
なにしろ、本書の解説部分を読んだだけでは後の練習問題が解けないのですから。
(これは翔泳社の試験問題教科書全てに共通している問題点でもあります)
特に前半部分はひどいものです。解説が解説になっていません。
一方、問題集としては非常に活用し甲斐があります。
試験時間が短いので、数をこなして解答スピードを上げる必要があるのですが、問題数が充実しているので、その目的には大変効果的に使えます。
図形の読み取りは慣れないうちは時間がかかってしまうのですが、本書の問題をやり込んでいれば確実にスピードアップします。
本番の試験もだいたいパターンが決まっているので、過去問をやるだけでその雰囲気はつかめますし、それを解けるようになれば確実に合格できるレベルにはなるでしょう。
前半の知識問題は、問題を解いて分からないところをネットで調べるなどの対策は必要かもしれませんが、ITパスポート試験・午前の合格ライン程度の知識があればまったく問題ありません。
教科書としてはあまり使えません。
問題集としては上出来です。