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筆者からのアドバイスという形で、「良いプログラミング手法」「良くあるプログラミングエラー」「性能をよくするための秘訣」「移植性をよくするための秘訣」「ソフトウェア工学の観点から」「テストとデバッグのヒント」など、中身の濃いノウハウが盛り込まれています。
3分冊でそれぞれに相当なボリュームがあるため、一見取り付きにくいように思えるが、一度解説を済ませたトピックスにおいても必要に応じ繰り返して記述がされているため、ページを繰る手が戻ることがとても少なく、『ページの行ったり来たりで時間だけが過ぎ、結局内容はつかめずじまい』ということは殆どないだろう。
このvol.1ではクラスの継承、仮想関数といったオブジェクト指向の技法は殆ど行わず、C++の基礎となったC的な構造化プログラミングについて学び、Vol.2でオブジェクト指向を学ぶことにより、オブジェクト指向という考え方の理解がきちん!と身につくように考慮されている当たりは流石、大学でのプログラミング教科書に採用されるだけの内容があると実感できる。
特記すべきは、『ソフトウェア工学の視点から』、『性能を良くするための秘訣』などのプログラミング中、上級者にも有益なトピックスを完全な初心者のうちに身につけることができる点。
あなたがC++初心者から中級者、上級者になるまで、長くお世話になる理想の教科書になるだろう。
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