C++のテンプレートの使い方、テクニックを解説した本です。
C++の基本的な文法、構文の知識がある人が対象と書いてあります。実際はSTLくらいは理解していないと読むのが困難でしょう。
テクニックの説明は簡潔、良くまとまっていますが、それを使った例やライブラリ解説が詳しかったり詳しくなかったりと章ごとにばらばらです。11章などはChapterに直接関係ないRange-baseライブラリの実現方法がメインになっていたり…新たに章立てするべきでしょう。
また、特にChapter7, 11など長い章で顕著ですが、話の流れが急に変わったり飛んだりすることがあります。
これらの不満点がありますが、内容自体はまとまっているので熟練者はパターンカタログとして、初心者はテンプレートメタプログラミングの入門書として使えるんじゃないでしょうか。
上記のように内容が薄いところもあるので、この本だけでなく他のテンプレート本も読むことをおすすめします。