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C++の設計と進化
 
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C++の設計と進化 [単行本]

Bjarne Stroustrup , ビョーン ストラウストラップ , επιστημη , 岩谷 宏
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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C++の設計と進化
C++言語の成り立ちを設計者自ら解説している。評者個人としてにはC++は好きではないし,言語仕様がバグを生み出している面があると思っている。しかしその設計思想にはそれなりに納得できるものがある。例えば「Pascalの型システムは積極的に有害だが強い型付けは必要」「プログラマの多様性は尊重すべき」などだ。また効率やカバー範囲の広さの維持に気を配っていたことがよく分かる。原著は1994年発刊と古いが,「2005年のC++」という新章を追加して最新の話題に対応している。


(日経バイト 2005/04/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

内容紹介

C++開発者のストラウスラップ氏が自ら書き下ろしたD&E本 日本語版ついに刊行!
複雑なソフトウェア開発に欠かすことのできない言語C++はどのような課程を経て、練り上げられていったのか? その思想と本質に迫る! 今回、刊行にあたり、日本語版オリジナルとして、ストラウストラップ氏書き下ろしの「C++ 過去から未来へ」も必見!

登録情報

  • 単行本: 569ページ
  • 出版社: ソフトバンククリエイティブ (2005/1/19)
  • ISBN-10: 4797328541
  • ISBN-13: 978-4797328547
  • 発売日: 2005/1/19
  • 商品の寸法: 21 x 15 x 3.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 398,056位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
30 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
名題 2005/2/27
By tote
形式:単行本
極めて興味深く,ではあるが特殊な本である.

C++はどのように開発されたのか.
C++はどのような進化を遂げたのか.

これらを述べた本であるが,実によい題であると感じた.
頭の良い著者である.
裏を返せば,プログラミング言語は「開発」されるものであり
「進化」するべきものでもあるということを
著者は暗に言いたかったのであろうか.
それは考え過ぎか・・・

C++中級者でも全てを理解するのは難しいと思う(私を含め).
良くも悪くも期待を裏切られた.
多くの新たな発見があった一方で,うんざりするような(病的な?)
C++に関する議論,コードとも格闘する必要があった.
ただし全てを完全に理解しなくとも,C++に興味がある人であれば
何らかの発見は必ずあると思う.

C++は決して思いつきで生まれたものではない.
理論的に導かれたものでもない.
多くの知識,経験を基に「開発」されたものである.
さらにその「進化」を認めている.
決して理想論ではなく,実際にユーザ(プログラマ)が
その言語を利用した結果どうであったかを
フィードバックし,さらにその言語を改良する.
この一見簡単そうであるが極めて難しい作業を
著者は自然とこなそうとしている.
たとえ新しいプログラミング言語を作ること自体が
そんなに難しいことではないとしても,
「使える」「万人が納得する」「矛盾がない」「効率がよい」・・・
こだわりたい条件を満たすものを作るのは容易ではない.

それらをすべて極めて論理的に処理する著者の思考過程には脱帽である.
C++云々だけではなく,著者のそういった部分にも驚きを覚えた.

ただし,読んでみなければわからないのであるが,
思考過程,考え方などが著者と異なる人は
読むのが辛いかもしれない.
「何故そこでそこにこだわるの?」
「なぜそれが問題なの?」
おそらくいったん著者に疑問を持ってしまったら
もうこの本は読めないであろう.

このレビューは参考になりましたか?
25 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
C言語+simula(クラス)として生まれたC++の設計思想の書。

C++初心者にはお勧めできません。
少なくともC++の言語仕様とオブジェクト指向プログラミング手法の
理解がなければこの本の内容を曲解してしまうのではと心配になります。

言語設計段階の紆余曲折の過程は正しく言語を理解した上でなければ
まどろっこしく感じてしまうでしょうし、
非常に詳細な500ページ以上の分厚い本であり
すぐに役立つようなHowToを解説しているわけではありません。
取り上げるサンプルコードも言語設計にとっては不可欠でも
一般的なプログラミングでは現実問題にならないケースも多々あります。

中級以上のC++プログラマがさらに深い理解を得るための最良の書だと思います。

設計思想に関しては
純粋完全な理想言語より、不純で不完全で選択の自由のあるC++こそが
”今日の”実践的な言語であることが解説されます。

言語仕様に関しては
言語設計者の視点から詳細な仕様が解説され
想定される機能要求から言語仕様が導き出される過程により
単なる言語リファレンスよりも深い理解を得ることができます。

* * * * * *

著者の期待以上の発展をとげたテンプレートは
特に設計者としては自慢の息子といったところなのでしょう。

JavaとC++が世間で思われているよりずっと異なるとする著者本文と
Javaの設計理由が本書でわかるとする訳者あとがきのギャップも楽しめます。

このレビューは参考になりましたか?
19 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
この本は10年前に書かれた本です。
実際に読む前に持っていた先入観は「どうせ古い内容だから・・・」と
いった懐疑的なものでした。

しかし、そうではありませんでした!
C++を学び始めた初心者の方にはもちろん、普段からC++に
慣れ親しんでいる開発者の方にとっても新鮮な事柄が、C++を
創り上げた本人の思考過程を伴って語られており、
「こいつは目からウロコだな、まったく・・・」と感じる箇所が
多々有るのではないでしょうか?

翻訳者の訳癖(主に訳注)については賛否両論有るようですが
本書では気になるところも少ないように思います。各ページ毎に
訳注がちりばめられ、読み進むペースを乱されるということはありません。
訳注(監注)は主に各章の終わりにまとめて記載されているため、
必要なところだけを読みたい人だけが読むことが出来るでしょう。
このように書くと訳注を邪魔者扱いしているようにもとれますが、
私個人の感想としては、本書の訳注は「出すぎず、引っ込みすぎず」と
いったバランスを保っていて、適切なものだと感じました。

また、この手の書籍としては値段もまずまず手頃なのではないでしょうか?
個人で購入するのがためらわれる場合には、会社用として購入するのも
手だと思います。(上司に相談しましょう♪)

C++の本質を再認識するにはまさに最適な一冊!オススメです!!!

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