スタジオでのライブ一発録りのような、ラフな感触に仕上がったQueen Adreenaの3rdアルバム。ドラマーが非常に器用でプログレに近い楽曲も軽くこなせるせいか、クリスピンによる曲も自由度の高い複雑なものが多くなっている。曲によってはJesus LizardやThe Birthday Partyを思わせるものもあり、確かな演奏力が印象に残る。Katieはボーカリストとしては以前と比較にならないほど上手くなっているが、すっかりハスキーになってしまった声も含めて、普通の「女性ロック・ボーカリスト」になってしまった気がする。ファーストアルバムの時のように、押さえの効いたボーカルの方がKatieの個性(魅力)が発揮されるように思う。