タイトルでは言い切らなかったけれど、私の中ではこれがパープルの最高傑作です。
イアン・ギランの時代に完成させた古典的ハードロックなサウンドにこだわらず、
本作から新加入の2人が持ち込んだ要素を積極的に取り入れた結果
非常に魅力のある質の高い楽曲を多く生み出すことに成功しています。
いつになく大活躍のジョン・ロードのキーボードによるジャズ、クラシック要素に
カヴァデールのブルージーなヒューズのファンキーなツインボーカルが加わり
リッチーのあくまでハードなギター、そしてペイスが器用にドラムを合わせる。
パープル流のプログレッシブなハードロックと言ってもいいでしょう。
ブルース基調の曲が多いものの全体的にはポップで聴きやすい。
パープル的センスで洗練されており“ハードロックの古典”として
聴くには新鮮すぎる魅力を持っている。ここがこのアルバムの良さ。
(次作「嵐の使者」も良作だが、ハードロックというにはやや拡散し過ぎているか)
タイトルトラック「Burn」が最高にカッコイイ。「Mistreated」も名曲だ。
しかし「You Fool No One」、「Lay Down, Stay Down」、「Might Just Take Your Life」
これらが本来注目されるべき曲。 70年代ロックの超名盤!必聴。