1993年、MR.BIGの3rdアルバムです。
1st「Mr. Big」、2nd「Lean into It」は、
アップテンポでハードで、ギター & ベースがかなり鳴っている曲が多かったのですが、
この3rd「Bump Ahead」では、Ericのボーカルを生かした曲が主体です。
60'sや70'sのクラシック・ロックのエッセンスを引継ぎ、
そのエッセンスをベースにして、90's風に作曲、90's風のサウンドで演奏したようなアルバムです。
ギター & ベースは、テクニックよりフレーズやフィーリングで聴かせ、
そして、Ericのボーカルが、とても心地よくハートに響きます。
これまで以上に「ギター & ベース・爆発!」な"Colorado Bulldog"
ロマンチックな雰囲気の"Promise Her the Moon",
Cat Stevensのカバー "Wild World",
オーソドックスなハードロックに、「BEATLES的な哀愁感」「泣きのフィーリング」を盛り込んだ"The Whole World's gonna Know"
歌詞・歌唱・演奏とも感動的な名バラード "Nothing but Love"
。。。素晴らしい曲が、次から次へと続きます!
個人的に、最も素晴らしいと思うのが、FREEのカバー "Mr. Big"での、Billy Sheehan!!!
Billyというと、どうしても、テクニカルなプレイに注目しがちですが、
ここでのBillyのシンプルなプレイ、深いベーストーンを聴くと。。。
「もし、Billy Sheehanにテクニックが無かったとしても、
Billy Sheehanは、ロックの世界で、最高のベーシストの1人であるだろう」と思わさせられます。
(是非、大音量 or ヘッドフォンで、Billyのベースを追いかけてみてください!)
MR.BIGの4人が、とことん楽曲・アレンジにこだわったアルバムです。
「MR.BIGファン」「ハードロック・ファン」に限らず、
「MR.BIG初心者」「ハードロック初心者」「洋楽初心者」も含めて、1人でも多くの人に聴いていただきたいです。
実際、それだけの内容のある名盤です!
(中古盤・激安です。。。が、決して「使い捨て音楽」ではありません!)
(参考)
日本盤は、ボーナストラック「Long Way Down」収録。