旧版は作る立場についての解説が少なかったが,本書では充実している。巻末のProcessingフェローの話やライブラリ情報は,当然ながら刊行後に変化した部分も多いが楽しく有用である。ただし,ソース掲載部分の背景模様がオシャレすぎて観にくかった。今後に期待することとして,技術情報の一層の拡充(もっと厳密で完結した言語仕様が観たいし,親言語であるJavaの重い成書をわざわざ合わせて買いたくない),そして,デザインやアート以外にProcessingを利用する局面の紹介である。実際に使ってみて,Processingは芸術の分野だけに使っていてはもったいないなぁと私は感じました。理工系やビジネスユーザにもなにかと重宝しそうな,小回りの効く一押しキラー言語です。