今回の再編集短縮版(としか言い様が無い)、勢い込んで告知・発売した割には…。
2001年版(制作は2000年)の『Bruce Lee in G.O.D 死亡的遊戯』の方が個人的には上だと評価します。
前半のドラマ部分、余計なインタビューを削ったのは良いのですが、
あまりにも駆け足過ぎてダイジェストの印象を拭えません。
この作品を見る人たちはそんなエピソードを知っているコアなファンばかりだから良いのか…?
音響面にも大いに不満あり。
BGMを刷新したのは良いがあまりにも殺風景で、
クローズ版死亡遊戯(78年)のジョーン・バリーのメインタイトルのアレンジがちょっと耳障り。
それに怪鳥音がこもり気味で非常に聞き取り難く、せっかくの5.1chのメリットが活かされていない。
私が唯一評価する点は、格闘シーンの編集の見直し。
パスカルとのヌンチャク戦でのヌンチャクを操る際の不自然さが消え、
ハキムとの闘いにおいても光!を入れる場面とそれを嫌がる場面が自然に繋がっている。
ただ、これとてこの作品独自のものではなく、アメリカからの輸入VTR
『BRUCE LEE IN A WARRIOR’S JOURNEY』にて確認できる事であり、
決してずば抜けたものとはいえない。
(むしろこのVTRの日本語版DVDの発売を強く望みます)
これだけ徹底的に苦言を呈しておきながらどうして私がこの作品を買ったのかというと、
他の皆さんと同じくブルース・リーに心酔しているからに他なりません。
74年の『燃えよドラゴン』以来今日まで29年間、
一時たりとも離れた事が無い根っからのファンであるからこその言葉とお受けとめください。