男の人が家にいるってことは、実は結構厄介なことだった。落ち着いて好きなだけバスルームにいることもできやしない。だって、相手が仕事に遅れるかも、とか、おしっこを我慢してじたばたしてるかも、なんて思っただけで、バスルームがガス処刑室に変貌しちゃうんだから。それにマークが寝る前に下着をきちんとたたむのにもまいってしまう。自分の脱いだものを床にためて置くだけで、なんだか気がひけてしまう。
幸いにも、ブリジットは気を紛らしてくれる問題をほかにもたくさん抱えていた。ケニアに行っていた母親は格子模様のマントを着た若いマサイ族を連れ帰って父親を仰天させ、大親友のジュードとシャロンとトムはそろって自らデート地獄にはまり込み、ふざけた大工はアパートの部屋をめちゃめちゃにし、信頼できないもとの彼氏は生活のなかに舞い戻ってくる。あげくの果てに誰かがブリジットに殺しの脅迫状を送りつける。まさか、マーク・ダーシーが?
『Bridget Jones's Diary』が『Pride and Prejudice』の現代版だとすれば、この続編はいくつかのテーマや仕掛け(節のタイトルのつけ方については言うまでもなく)をやはりオースティンの小説『Persuasion』から借りている。それにオースティンの小説と同じように、この小説も、最後に行きつくまでの道のりこそが目的だ。だからブリジットと仲間たちのハッピーエンドは、なるべくしてなった結果でしかない。とはいえ、どうやってそこへ行き着くかを知ると、読者は大笑いしてイスからずり落ちることだろう。もっとも、前作ですでに笑いくずれてイスから転げ落ちていなければ、の話だが。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
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太ももをした」レベッカが近づいて・・・
どたばたぶりは健在ですが前作よりも恋愛モードがアップして
いる作品だと思います。前作ではちゃらんぽらんなダニエルが
相手だったのに対し、今度は真面目なマークが相手だからかも
しれません。
私が好きなシーンはブリジットが下着の上に上着を羽織っただけ
という格好で、ゴミ捨て場で電話が鳴るのを待っていると
マークが通りかかるシーンです。笑えます。
前作が「デート地獄」にまつわる共感なら、今作は「好きな人は出来たけれど・・・」の共感かな?そうそう、どこまで行っても不安や悩みは尽きないものだなーっと思いました。そしてブリジットは何をどうやってもずっこけて、そしてトラブルが絶えないようです。
そして、最後は「ブリジットがんばれー!」って心から応援したくなってしまう!
ローマで「あの人」と会えたときはこっちまでドキドキしそうでした!考えれば考えるほど、映画の配役は最高だと思いました。
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