メンバーはドラムとギターの二人で、その他は打ち込みというこれまでになかったスタイル。
しかしメンバーの人数とは相反して、何とも重厚かつメロディアスなナンバーでどんどん引き込まれる。
プログレインストをやっているバンドなので、上手いのは当たり前なのだが、ただテクニックを披露するだけの、
そこらへんのバンドとは一味も二味も違うのである。
初期のイングヴェイ・マルムスティーンや、ジョー・サトリアーニのように、メインメロディは美しくかつ聴きやすく、
ソロの部分では超絶なギターテクニックが火を吹くという、小生が一番好きな王道パターンである。
かのような曲が、スポーツのハイライトシーンで数多く使われており、STRANDも「せやねん」という番組で曲が流れている。
インストマニアはもちろん、一般のリスナーにも受け入れやすい曲調とメロディがその結果を生んでいるのであろう。
ドラムも、ハードな曲調をただ単に音符を埋め尽くすだけのものでない所が、このSTRANDの曲全体を生かし、
スピード感のある部分と、そうでない部分のメリハリを面白くしてくれている。専門的に言うと、休符の使い方が絶妙なのである。
アタックの効いたバスドラに対し、甘い音色のスネア。ストーンと抜けの良いタム類が実に心地よいし、ギターの音色も、
耳障りなキンキンしたものでなく、実に重厚さと甘さを兼ね備えた、聴き疲れのこない音色だ。
また全体のアレンジが素晴らしい。
車を運転しながらこのアルバムを聞けば、間違いなくアクセルを踏み込んでしまうのではなかろうかww
また、車内で甘い雰囲気を演出したい方にも、それにうってつけのナンバーが入っている。
バンドマンはもちろんの事、一般リスナーの方にもお勧めの、必聴のアルバムだ!!!