このアルバムはコンコードに移ってから、2005年に発表されたものです。
まず一聴しての感想は、もの凄くファンク/ソウル寄りになったなということです。
それまでのアルバムはインスト曲が多く、ジョン・スコフィールドを招いての曲なども
あったように、ジャズのジャムから発展したような曲がほとんどだったのですが、この
アルバムではレジー・ワッツがヴォーカルをとる曲が多数収録され、さらにはあのチャカ・
カーンまでゲスト・ヴォーカルで参加しています!
その名も『Got Soul』ではレジー・ワッツのソウルフルなヴォーカルと、バックのブラス
セクションが熱く激しいファンキーな空気を作り出し、かと思うと次には、『Cachaca』という
カルロス・サンタナのようなラテン・フレイヴァーたっぷりなインスト曲が登場し、続いての
『Back Again』ではゆったりとした演奏にのって、貫禄たっぷりのチャカ・カーンが登場
します。もうこの曲はチャカ・カーンの独壇場ですね。
そのあともインスト曲とヴォーカル曲が交互に出てくるような感じですね。『She's Hooked』
は一風変わったソウルで私は好きです。そして『Crosstown Traffic』。もう勢い全開の
ジャズ・ロック・ナンバーです。ディストーションがかかった音色で弾きまくるギターが
とにかくかっこいいです。それに加えて70年代を思わせるようなズドンズドンを叩くドラムも
また最高です。サビのコーラスも70年代のような空気を作るのに一役かっています。この曲を
聴いたら体温上がりますよ!さらにこの曲は後半に『Crosstown Reprise』というタイトルで
もう一度登場します。このときはフリー度がさらに増した、テンションマックスのもの凄い
演奏を聴くことができます。
それから一転『What Can You Do』はしっとりしたソウル・ナンバーです。演奏力があるので
曲が安定していて、安心して聴いていられます。突然変わるバックの空気も良いアクセントに
なっていて面白いです。
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