'81年の3rd.
ACCEPTは基本的に4th以降、'RUSSIAN ROULETTE'までが名盤とされるが、個人的にはこの3rdは他のアルバムと同等、むしろさらに超えた超名盤であると断言したい。
'81年と言えばIRON MAIDENの'KILLERS'が出た年であるが、これも超名盤であるがスピード命、リフ命という感じでまだこれがHMそのものと呼べる音ではなく、3rd以降がMAIDEN、あるいはその後のHMを形成していったというのが正しいだろう。
しかしここで聴かれるACCEPTの3rdでは、今日に至るスピード/パワーメタルの要素を炸裂しまくっており、それはMAIDENよりも確実に先んじていたといってよい。
'FAST AS A SHARK'と並んで究極のオープニング曲である'STARLIGHT'から哀愁漂う'BREAKER',当時としては画期的なスピードメタルである'BURNING'あのウドがここまで歌い上げることができるのかと心底感服する心に染みるバラード"Breaking Up Again"など、全編がその後の正統派HMを作り上げた名盤であることは間違いない。
4thの'FAST AS A SHARK'以外、基本的にはミドルテンポの曲が大勢を占めるACCEPTのアルバムの中で、この3rdはSCORPIONSの持つ西独特有の叙情性とNWOBHMのスピード/攻撃性をウドの誰も真似できない金属的なヴォーカルとウルフ・ホフマンの類稀なる曲の構築性が完全に化学反応した初期の超神盤である。