「コンピュータ使用せず」
「シンセサイザー使用せず」
今でも海外のロック・アーティスト達が、
「魂込めて一生懸命やろう!」という合言葉として使っているこの名ゼリフ、
このボストンが生み出した言葉です。
実に30年も前に創り出された、このアルバムの音源のクウォリティの高さは、
今回の丁寧なリマスターで、またも見事に証明されました。
(既存のSACD盤よりも高音質だと思います)
トム・ショルツ自身によるライナーノーツや、
今回、初めて明記されたスタッフ・クレジットを見ると、
「伝説」や「噂」の一端が解明されるオマケ付です。
(日本盤は全て翻訳されてますし、紙ジャケなので、実はソチラがお奨めです)
この音はどうやって創られたのか、この音はどういう行程でミックスされたのか、
そもそも「この驚愕すべきサウンドは、なぜここにあるのか・・・!」、
100メートル先からでも「あっ、ボストンだっ!」と判る、あのサウンド・・・
分厚いのに透明感があり、重厚なのに耳馴染みが良く、壮大なのに繊細なあのサウンドは、
もはや聴いた人にしか判らない、
まさに「More Than A Feeling(感覚を超越)」な、素晴らしき「体験」です。
「産業ロック」などに分類されて過小評価され、
確かに「ロックの殿堂」には入らないかもしれませんが、
このファースト・アルバムは、確実に「ロック史上の名盤」です。
(1000万枚を軽く超えるセールスも、それを物語っています)
「本当にヒトの心を打ち、感動させる」モノは、
安直な機械や、計算式から創り出されるモノではない!、という事を、
是非、この機会に「体験」してみて下さい。
ロックを愛し、理解しようとしていらっしゃる若い皆様にこそ、
是非、聴いて頂きたいです。
そして、ココロを込めて創ったモノは、時代を経ても古くならない、と思って貰えたら、
古くからの一ファンとして、とても嬉しく思います。