非常に巧いボーカリストです。
ジャズのスタンダードナンバー(2,3,8,9,12)や
桑田佳祐(4)のカバー曲にて非常に感じます。
なによりもオリジナル8曲の世界感が気に入っています。
GIOVANCA(ジョバンカ)やCorinne Bailey Rae(コリーヌ・ベイリー・レイ)のような
センスの良さに溢れています。
シンプルに軽やかに仕上げるには歌唱力だけではなく
積み重ねてきたことの中から必要なものだけを拾い上げる力量・センスが必要だと思うのです。
その才能が表現されているオリジナル曲群。
彼女としては、収録曲全てがひとつながりなのでしょうが、
カバー曲とオリジナル曲の統一感がいまひとつでアルバム全体としては辛目の評価です。
スタンダードナンバーはスタンダードになるだけの個性的なパワーがあるので、
オリジナル曲の世界感を分断してしまって勿体無い印象。
ライブではこれらのカバー曲は凄く盛り上がるでしょうが、
アルバムとしてはオリジナルな世界感を前面に打ち出して欲しいです。