タブーとも言える元パープルのイアン・ギランとの合体。ロニーと言い、ビッグ・ネームであれば誰でもいいのか?との疑問も湧いたものだが、これがなかなかどうして、想像を超えるマッチングです。
ギランは1曲目から、壊れたか?狂ったか?と思われるハッスルぶり。一方でtr7「BORN AGAIN」のように暗黒世界を情感たっぷりに歌い上げたり。サバスの世界観を壊すどころか、ある意味、ロニーよりもハマっているとも言えそうです。
ギランにばかりスポットが当る作品ですが、リズム隊2人(ギザー・バトラー、ビル・ワード)の復帰と活躍も見逃せません。躍動感溢れるベース・ランニングと重く沈むドラムが、作品の雰囲気作りに大きく貢献しています。
アイオミのギターは金属的でノイジー。クレイジーなギランのヴォーカルとの相性も最高です。
賛否両論あるようですが、中毒になるか、全く反応しないか、聴く人によって両極端の作品かもしれません。勿論僕は中毒です。
P.S.tr6「DIGITAL BITCH」はパープルの「HIGHWAY STAR」へのオマージュか?クリソツです。