2000年にリリースされたAfu-Raの1stアルバムである。Afu-Raがアルバムを出すまで相当時間を要したが、このアルバムは、言わずもがなクラシックであり、当時のシーンを震撼させた。やはり、下積みが長いMCは一味も二味も違う。Afu-RaはGang Starr 率いるGang Starr Foundationのメンバーでもあり、Jeru The Damajaが脱退した今、中核を担うMCとなっている。
参加アーティストは、Bob Marleyの息子であるKy-Mani、Cocoa Brovas、Gang StarrのGuru、M.O.P.、Wu-TangのGZAとMasta Killa等、Gang Starr周辺の匂いがプンプンする。そして、参加プロデューサーは、Da Beatminerz、True Master(Wu-Tang一派)、DJ Muggs from Cypress Hill、そしてGang StarrのDJ Premierである。この作品で、DJ Premierは相当良い仕事をしている。
(3)Defeatと(4)Bigacts Littleacts等がシングルカットされたが、(3)は誰が聴いても唸るクラシック中のクラシック。勿論、プロデュースはDJ Premierである。現在、巷で流行っている某有名MCバトルの予選でも使われ、血眼で探しているヘッズも少なくないはずだ。(4)は、アルバムではTrue Masterがプロデュースをしているが、未収録のリミックスではDJ Premierが担当している。これは探してでも聴いてもらいたい。余談だが、日本盤のみのボーナス・トラックがあるので、私は日本盤を推す。