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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
JAZZの炎で曲が煌びやかな宝石のように光り始めた,
By
レビュー対象商品: Blue Selection (CD)
これは買いだ。陽水の美声とJAZZが合うとは思っていたが、実際聴いた時に出会う相乗感の凄さには驚いた。これほどシンクロ率が高いとは。
「飾りじゃないのよ涙は」で冒頭からリスナーを加速しながら別世界に連れてゆく。ジャケのメリーゴーランドの煌びやかな灯りの中にすっと入ってゆきそうだ。加速後のスローな曲「鍵の数」はピアノとの戯れが幻想的だ。既にここまでで、買ってよかったと思える。 JAZZは原曲を壊さず、しかし原曲の良さを存分に引き出す。例えば「ダンスはうまく踊れない」。JAZZの水を得て曲本来の力を発揮し、嬉しそうに泳いでいる。 「映画に行こう」はピアノ中心のブルース調だ。だが全く軽やかでカッコイイ。 「カナリア」はハイライトの一つ。アコギのマイナーな空気感で導いてゆく。“儚さ”が著しくフィーチャーされており、もの悲しさはノスタルジーを誘う。そんな刹那的な美しさは「Final Love Song」に引き継がれ、ピアノソロと歌声だけで、夜空や月下の海のような、広くて静かな場所へ心を遣ってくれる。 「灰色の指先」のウッドベースは寡黙な男の孤独感を作り出す。ウイスキーと共に聴きたい。 「海へ来なさい」では波や水底の深さを想起させるピアノの奏で方にやられる。ゆっくりと海へ辿り着く曲想を持てる。海の大らかさ、母性的なものを演奏・曲ともにささやかに描く。陽水のしなやかな歌声と重なりヒーリング効果すら生んでいる。 最後の曲「最後のニュース」。メジャーな曲がここに収録された注目度はかなりあるだろう。今作のシンプルさが曲のテーマを一層深化させている。 JAZZアレンジのすばらしさにも感動したが、しかし元々の陽水の作家性、曲の核部分がしっかりしているから、JAZZでそれを顕にさせても、その世界観に堪えられるのだと思った。
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
BlueSelection,
By kubbo (埼玉県三郷市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: Blue Selection (CD)
JAZZファンである私はここのところの陽水さんに注目していました。ステージを1度見てみたいと思うのですが、ブルーノートもチケット買えませんでした。 私はこのCDすごく気に入っています。バックの軽いJAZZに陽水さんの歌声、どこでかけていても邪魔にならず最高です。
14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ひさしぶりに陽水の曲を聞いた,
By
レビュー対象商品: Blue Selection (CD)
ジャズで返り咲いた彼の楽曲、うなってしまいました。自分の歌声を「七色の声」と言っていた時がありましたが、その自信をこのアルバムで証明しています。吐息にも似た歌声、一見聞く側を突き放すかのような冷めた歌唱法。けれどその心の奥底では、言葉にならない想いを唄っています。年齢を重ねても衰える事のない彼のイマジネーション。私たちに様々な映像をもたらしてくれます。(曲のひとつひとつに絵が見えてくる)バックの演奏も最近のコンピューターミュージックと違って生の迫力が素晴らしい。ジャケットも小型ながら昔のLPを模した作り。なによりアルバムの彼の写真がこの作品のすべてを増幅させる力となっていて小気味いい。
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