映画音楽を数多く手掛けるドイツ人の作曲家、マックス・リヒターのソロ2作目。
Sigur RosやAnimal Collectiveを輩出したことで有名なFatCat Recordsの所属アーティスト。
この作品の基調となるのはチェロにヴィオラ、ヴァイオリンといった弦楽器とピアノで、
絶望的な悲しみや重苦しい不安を掻き立てる陰鬱な旋律が全編を覆っている。
国内盤に帯をつけるとしたら「灰色の日々に寄り添う音楽」なんてフレーズが似合いそう。
それと、ちょっと古いけど興味深かった記事の紹介を。
GIGAZINE - 【ノリのいい音楽を聞くと「周囲の人が幸せそうに見える」ことが判明】
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090509_upbeat_music/
音楽鑑賞の療法には患者の精神状態に近い音楽を用いる場合と、
その反対の音楽を用いる場合とがあるそうだ。
前者は悲しい音楽を聴いてそこからカタルシス(抑圧感情の開放)を得る方式で、
後者は明るめでノリのいい音楽を聴いて元気を取り戻す方式。
自分の場合、どうも前者のほうがしっくりくるみたいだ。
上で紹介したアルバムは自分と同じタイプの人にお薦めしたい。