公式ページでデモが公開されています。
その第一声を聴いた瞬間、あああ、これだ、と思いました。
まずヴォーカルの宮良彩子(みやらあやこ)さんの声が素晴らしい。
普段はインディーズでピアノ弾き語りで活動しているそうですが、
このアルバムのイメージ「ナツカゼ青春ポップ」に完璧に合致しています。
やはり沖縄生まれは何か違う。
自由で媚びない、矢野顕子さん風のそれは夏を謳歌する少女そのものであり、
また、それを見守る母親の様にも感じられます。
ただ、CDでループかけて聞いたところ
ブレスが気になる箇所がところどころあるのに気付きましたが、
まだ活動間もない彼女の若々しさを思えば
特に気にすることではないでしょう。
曲に関しては、もともと大嶋氏の楽曲群は
叙情的で壮大な世界観+民族楽+コンピューターでしたが
(ORBITAL MANEUVERをとんでもない回数聴いた私はそう刷り込まれている)、
今回はあえてそれらを封印。ライヴ感、もっと言えば
「晴れた日の街角で歌ってる感」を前面に押し出しているように感じられます。
また、それがどうしようもなく気持ちいい。
こんなことも出来たのかと感心するばかりです。
あまりに世界がきらめいていて、
音楽は明るい、なのに、なぜか泣けてくる。
これは、単に私が感傷的なだけでしょうか。
1.ヴォーカル曲⇒2.インスト⇒3.ヴォーカル曲⇒4.インスト⇒5.ヴォーカル曲の順に、
「夏休み直前の、学校からの帰り道」のような穏やかな情景が展開していきます。
埋もれさせるには惜しすぎる。
いろんな人に聞いてほしく思います。