1988年にリリースされた6枚目のアルバムであり、これまでの進化の過程にて神の領域にまで達したと思わせた彼らのサウンドがポピュラリティを獲得し、人間的な雰囲気を作り出した最初の作品であり、第2期Cocteausの始まりといえるアルバムで、個人的にはベストに挙げたいアルバムですね。大きな変化としては、サウンド・メイキングの充実でしょう。テクノロジーを駆使し、スタジオ技術の限りを尽くしたひとつひとつの音色の美しさ、そしてこれまで神の領域にいたElizabethのヴォーカルがより人間的な暖かさを感じさせる作品となっています。そしてこれまでになくメロディ・ラインを前面に押し出し、その魅力的なメロディを余すことなく伝えることの出来た最初の作品となり、洗練されたサウンドとともに、靡?常に親しみやすいモノとなっています。こういうと、チャートに尻尾振っているという悪口も聞こえて来そうですが、彼らは既に成功している訳で、そんな必要無いんだよ、と言うことを声を大にして言いたいです。特に高音ヴォイスのされにファルセットを活かした「Carolyn's Fingers」は鳥肌モノとしか言いようがありません。この作品から包み込むような優しいサウンドに変化し、彼らの存在を、より身近に感じることが出来るようになった作品と言え、やっぱりベスト・アルバムと言えましょう。素晴らしく美しく荘厳なるポピュラー・ミュージックの完成!素晴らしいアルバムです!