ルイジアナ出身、L.A.のシンガー・ソングライター、ルシンダ・ウィリアムズの
2年半ぶり、オリジナルのスタジオ・アルバムとして8作目。(+ カバー・アルバム1枚、ライブ1枚 計10枚)
サビメロが乏しい代わりに、キーワードを反復するリフレイン多用で曲を印象付けるという
最近ルシンダの作品に多く見られる手法を今作でもとっていてメロディー・ライン的な
魅力にはやはり乏しい。
平坦なメロディ・ラインを補うのが、マクロ的モチーフを自身の主体というフィルターを通し、
深く、強く、しかしながら繊細な感情スペクトルをもって切々と歌い上げ、テーゼ表現力に
一層磨きを掛けたと言える。
反復句が多いのはくどいと感じながらもバック陣の好演に支えられ、思慮深く渋みを増した
ブルーズ、ゴスペル調のフォーク・ロックが愉しめる作品。 渋すぎる嫌いはあるけれど好み !
圧巻は T-6, 朋友の死 ヴィック・チェスナット をテーマにした曲らしいが、ワイルドなフォーク・ロックに仕上げの
バッキングとあいまって、聴き応え有り !
全曲オリジナル
Disc 1 全12曲 約59分
Disc 2 ザ・キッチンテープス 全12曲 約45分 本編のデモ音源なんだけれど・・・
本編が色付けされた完成品ならモノクロのラフ・デッサン。ギター1本、生々しい録音。