さすが自身の名義でだした作品と言うべきか、彼が関わった他の名盤と比べても3本の指に入るほどの名盤!この年1番の名盤と言って良いほどのデキの良さ。時代が97年というHIP HOPがやや衰退しつつあった頃の作品なんだが、この作品に関しては、まだこんなにすばらしい音が使用されてたとは・・ 今から思うに97年とはすばらしい時代やったんやなと、現代に溢れるHIP HOP気取りのラップミュージックの駄作品と聴き比べると尚更思うね。確かにウェッサイ(LA)のど真ん中って感じの音ではないがKHEYREEらしさに、ベイエリア特有のグルーヴ感は充分に感じとることができる。 R&Bの要素が強いと言ってもKHEYREEらしい1曲の曲中でのネタのループがチェンジしたりする遊び心は相変わらず健在、退屈はさせまへん。全体的に前に書いてた人も言っていた事だが大都会の夜景が似合う品のあるメロウなグルーヴの曲が多いのだが、それと同時にロウなグルーヴも感じれるという凝った作りになっている。 1曲でメロウとロウを同時に感じることのできる曲もあるので、決してこの時代頃からそこらへんにありふれだしたセルアウトな音ではない。聴き所はシングルカットされた11も良いが、2 3 8 9 10 13など11と同等か中にはそれ以上の曲もあり、2と8にOne Wayの名曲Cutie Pieの大ネタそのまんま使用の9の3曲は特にお気に入り。アルバム中の要所要所で聴けるKHEYREEの渋い語り口も非常にドープでGood