西野正和氏の『リスニングオーディオ攻略本』を読んで購入を決めました。おそらく同書の「レーザー墨出し器を使用したスビーカーのセッティング」という話を読んで、「そんなに違うものなのか」と思っておられる方は多いのではないかと思いますが、はっきり言って違います。
本器には自律水平調整機能が付いているので簡単に水平・垂直の墨出しができ、セッティングも十分とかかりません。スピーカーのツィーター付近で位置を合わせ、さらには上に載せているムラタのスーパーツィーターの位置もそろえました。効果ですが、音にあいまいさがなくなり、各楽器の定位が一層明確になったこと、ボーカルやヴァイオリン・ソナタのヴァイオリンなどがより前に出てくるようになり、前後の音場が広がったことがあげられます。
これまでフローリングの板の継ぎ目を利用してそれなりに位置を合わせていたつもりでしたが、数ミリの誤差や角度のズレが存在していたことに気づかされ、あらためてセッティング精度の重要性を痛感させられました。スピーカーと後ろの壁・左右の壁との距離の調整とともに、こういう基本的なことをしっかりしておかないと、高額な機器を所有していたとしてもその力を発揮させることはできないのだろうなと思います。価格も下がっていますし、CD数枚分の投資でかなりの効果がありますから、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。