ちょっと信じられないくらいのクオリティー、実はビョークのライブすら始めて観る私だけれど、想像できない世界。 全体を通して言える事は「静寂」、丁度ヴェスパタインのアルバムの世界がそのままライブパフォーマンスになったかの様。 まあ、それもそのはずで、CD製作に参加したミュージシャンが全面的にバックアップしているからだが、コンピュータープロセスによる独特の効果音と音響的背景リズム担当のマトモス、彼らには度肝を抜かれた感じだ: 生のオーケストラでさえフェーダーでライブミキシングしPCでのエフェクト付きでCD並の効果を醸す。 砂利の入った箱の上でわざわざ足踏みしてスクラッチノイズを発生させ1曲中ずっと歩かせるとか、しかしこれがツボにハマってるんだよなぁ。 一人がもう片方の背中でデバイスを使ってノイズを作ってる怪しい場面とか(?)、アレシスのエアシンセも使っている模様。 ドキュメンタリーの方で: エレクトリックとアコースティック・ハープやスウェーデン(だったかな?)のコーラス等、ミュージシャンの選択に色々思考錯誤があったと語るビョーク、さすがこの人は只者では無いな。 歌って踊ってと言うのを期待すれば外れるけど、アイドルでは無く音楽家として確固たる地位を確立した彼女を再確認できるパフォーマンスだと思う。 素晴らしい。