『ヒーザン』から『リアリティ』までは早かったのに、
『リアリティ』から、わすれたころに『リアリティ・ツアー』が出、
それからまたずいぶんと音沙汰なしなので、
待ちきれずに購入しました。
50歳のバースディコンサートのライヴ盤。
ボウイの公式ライヴアルバムは少ないのでありがたい一品です。
ゲストは、フランク・ブラック、
フーファイターズ&デイヴ・グロール、
キュアーのロバート・スミス
ソニック・ユース、
ルーリード、
スマパンのビリー・コーガン。
『アウトサイド』〜『アースリング』からの曲が多く、
ボウイが彼のアルバムを完全にものにしていることがよくわかるが、
耳を引くのはむしろ過去の名曲群。
アレンジを全く変えてアウトサイド風のサウンドで蘇る「世界を売った男」(『世界を売った男』)
ロバート・スミスとのデュエット「流砂」(『ハンキー・ドリー』)
などは鳥肌モノ。
ルー・リードと歌う、ヴェルヴェッツの「僕は待ち人」や「ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート」も
さすがにカッコいい。
他の曲も、その後長い付き合いになるバンドの安定した演奏でぐいぐい引っ張る。
もはや定番となったゲイル・アン・ドロシーとの「アンダー・プレッシャー」もいい。
「ヒーローズ」はちょっと技巧に走りすぎた感があって説得力を欠き残念。
おまけに、ドレスルーム・シークエンスとして、
ティンマシーンの「アイ・キャント・リード」と、
レピテイション(『ロジャー』)という
珍しい選曲が楽しめる。
輸入盤のみなのが残念だが、値段も安いし絶対にお買い得だと思う。