ブランソンの成功に,著者は,勝者の10の法則を見出す。その第一は,「大きな相手と闘うからこそ,顧客を魅きつける」。彼は「消費者がつねに食いものにされてきたか,十分なサービスを受けておらず,競争が生ぬるい市場」に挑んできたという。そして強者に挑みかかる弱者を演じ,体制を嫌う消費者をひきつけ,相手を油断させて急所を突く。これは,反逆児ピストルズを売り出したヴァージンのブランドイメージそのものだ。
大企業の包囲網の中で起業し,勝ち抜くことの意義を考えさせられ,また,勇気も与えてくれる一冊だ。 (ブックレビュー社)
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また、ビジネスで成功するにはビジネス・スクールへ行くことが必ずしも得策でないということも考えさせられた。
なぜならビジネスは実践や行動であって、議論することではないからだ。 そういう意味で、「議論する前に行動を起こせ」というメッセージは、もし状況分析を綿密に行なうビジネス・スクール出の経営管理者なら参入を諦めるような厳しい市場に果敢に挑戦し、成功を収めているリチャードの考え方であるだけに説得力があった。
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