出版社/著者からの内容紹介
内容(「BOOK」データベースより)
内容(「MARC」データベースより)
著者からのコメント
しっかりと英語を身につけたいなら、まず読むことから始めてください。
でも何から読んでいいか分からない、洋書がなかなか手に入らないという人のために、この物語は誕生しました。巻末には詳しい日本語の解説もついていますが、やはり英語の物語は英語で読むのが一番。ひとつひとつの単語がもっている意味を楽しみながら、ゆっくりと読んでください。
――もし分からなくなったら?
その部分をとばして読み進めましょう。
すべてを理解する必要なんてないのです。英語は、物語を楽しみ、出会いを増やし、世界を広げていくための道具にすぎないのですから。
ここには正解も不正解もありません。落第もやり直しもありません。
楽しむための英語の世界へようこそ!
【Tips from the Cat/その1・パズルのように英語を読む】
「ビッグ・ファット・キャットとマスタードパイ」を読んでいると、誰でも少しはつまるところがあると思います。でも、そこでがっかりしないでください。というのも、多分ほかのみんなもそこでつまっているからです。
この本は初心者向けの本ですが、それは英語の初心者向けという意味で、表現までが初心者向けというわけではありません。英語で書くからには、日本語には訳せない英語のおもしろさを伝えたくて、あえて英語独特のパズルのような表現を時々使っています。こういう表現は学校の英語の時間や教科書にはめったに出てきません。でも、そこが英語の一番楽しいところです。辞書を引いてもいいし、人に聞いてもいいし、インターネットで検索してもいいので、パズルを解くような気持ちでひとつひとつの文をゆっくり読んでいってください。できれば、何度も読み返してみてください。そして、パズルのピースを集めるようにして、この物語を完成させてください。きっと楽しい絵が浮かび上がってくるはずです。
【Tips from the Cat/その2・絵をよく見てみると】
文章を読み終わったら、今度は挿絵もよく見てみてください。ふつうは物語が出来上がったあとに挿絵をつけていきますが、この本の物語は挿絵と平行して書かれています。物語の初稿を参考にして挿絵のラフが出来上がると、それを見ながらまた物語を修正し、さらにそれに従ってまた挿絵にディテールを追加して……という作業を何度も繰り返しながら作られています。そのため、何度ものやりとりの中でひそかに盛り込まれているちょっとした遊びや秘密が随所に隠されています。本文をひととおり理解できるようになったら、小さなディテールなども楽しみながら、繰り返し読んでもらえればうれしい限りです。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1970年アメリカ・テキサス州生まれ。作家。製作集団スタジオエトセトラを創設。デビュー作『童話物語』(幻冬舎刊)は、ハイ・ファンタジーの傑作として各紙誌から絶賛された
たかしま てつを
1967年愛知県生まれ。フリーイラストレーターとして、雑誌等で活躍。1999年イタリアのボローニャ国際絵本原画展入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)