登録情報
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| 1. The Chess Players |
| 2. Sakeena's Vision |
| 3. Politely |
| 4. Dat Dere |
| 5. Lester Left Town |
| 6. It's Only A Paper Moon |
| 7. It's Only A Paper Moon (Alternate Take) |
* bonus tracks, not part of the original LP
ART BLAKEY, drums
LEE MORGAN, trumpet
WAYNE SHORTER, tenor sax
BOBBY TIMMONS, piano
JYMIE MERRITT, bass
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この作品における魅力は、ファンキーとモーダルの双方を感じるような独特の雰囲気にある。当時は新主流派の台頭前夜にあたっており、メッセンジャーズも過渡期にあったのだ。ファンキー時代のスター、リー・モーガンやボビー・ティモンズがモードを演奏するのは新鮮だし、おなじみの小唄をスリリングなモード曲にリアレンジした「イッツ・オンリー・ア・ペーパー・ムーン」は鬼才ショーターの面目躍如たる名演である。
ところでビッグ・ビートといえば、御大アート・ブレイキーのドラムの音は滅茶苦茶デカかったらしい。ベニー・ゴルソンはそれまでの音ではブレイキーのドラムにかき消されてしまうので、吹き方を変えざるをえなかったんだと当時を振り返っている。
1曲目、2曲目の「ザ・チェス・プレイヤー」、「サキーナのヴィジョン」は、ショーターの作品で彼しか作れないような作風で曲の展開がよめない楽しさがある。
3曲目の「ポライトリー」は、リーモーガン参加前のトランペッター、ビルハードマンのペンによるもの。彼は実力がありながら未だに過小評価されている。ジャズメッセンジャーズに幾度と出入りしているブレイキー好みのトランペッターだったように思う。この「ポライトリー」、「サンジェルマンのジャズメッセンジャーズ」でも演奏されている。本人のプレイが気になる人は、ブルーノートの4036番のルードナルドソンの「サニーサイドアップ」に収録されているので、どうぞ。
4曲目はボビーティモンズの「ダットデア」。これも実は他のものに収録されている。ボビーティモンズが短期間参加していたキャノンボールアダレイクインテット不滅の名盤の「ゼムダーティーブルース」に収められている。ソロが長めでこっちのほうがティモンズらしいと言える。
5曲目の「レスター・レフト・タウン」も別盤のがある。ショーターデビュー作の「アフリケイン」のなかでプレイされている。
この「ビッグビート」の楽しみはこんなとこにもある。
リー・モーガン(tp)、ウェイン・ショーター(ts)、ボビー・ティモンズ(p)、ジミー・メリット(b)、アート・ブレイキー(ds)
1960年3月6日
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