Bicycle brandだが、UPC特有のcoatingによる滑りはあるものの、別物と思った方がいい。
Bicycleの特徴である分厚いair-cushion仕上げと異なり、薄さや曲げ耐性はTally-hoに近い。
しかし、edgeはcoatingがまるでなく裁断した紙のざらつきがそのまま出ている。要はTally-hoの安物。
このsetの魅力はそういったcardとしての使い勝手ではなく、一枚一枚にすべて異なる印刷がなされた絵の方だけど、
問題はその絵がほとんど錬金術ではなく髑髏、死神といった露悪的な黒魔術のそれであること。
Queenのみは妖艶な女性だが、こちらを期待すると肩透かしを食らう。card全体が一枚絵というのはJQKのみで、後は髑髏が数値だとか、背景が鴉だとかそんなものばかり。
魔女や錬金術をthemeにした色気のある絵でなく、ほとんどが悪ぶって格好をつける人間が好むような上品さの欠けた露悪的なcardというのは予想と違って残念だった。
こう血や髑髏を前面に押し出した絵ばかりだと、何かの時にちょっと雰囲気を出すために使うというのもやり辛い。