ずばり、ReachForItとDukeyStickがまとめて聞けるということで購入しました。今から約27~8年前、今やIT長者達でときめく六本木ヒルズの六本木通りを挟んだ向かい側の日本そば屋のビルの2階にBaseの黒人御用達の、その名もずばりSoulEmbassy(ソウル大使館)というディスコがありました。初めてそこに行った時、ReachiForItでめちゃくちゃカッコ良く踊りまくってる黒人達を見て唖然としたのを懐かしく思い出します。相当なカルチャーショックを受け、私の黒人大好き病が決定的になった瞬間でもありました。先ずReachForItのあのメチャ遅いテンポの曲にノリまくって踊れるリズム感の凄さにびっくり。普通の日本人だったら一拍の「間」が持てずに踊りにはならないでしょう。また、曲についても「こんなに黒くて重い曲初めて聴いた。」と感嘆したものです。ただ、感激し過ぎたあまり、コンファンクションやミッドナイトスター等を聞いても、テンポが速く軽い曲にしか聞こえなくなってしまうという副作用を起こしてしまいました。以後、黒くて重い曲を捜し求めファットバックやローズロイス、ワンウェイにザップ&ロジャー等を聞きつないでいく事となります。今回このCDで約20年振りにReachForItとDukeyStickを聞きましたが、当時の感動がまったく色褪せずによみがえりました。やはり凄い曲なんだと思いました。MathershipConnectionをカバーしたり、リリース年順からP-Funkの影響を受けた一時期と評する向きもありますが、私にとっては間違いなくrealblackな2曲です。当時「きっとまた重くて黒い曲をやってくれるはずだ・・・」と、期待しながらGeorge Dukeのアルバムを買い続けていましたが、その後MasterOfTheGame以外お気に入りのアルバムや曲には出会えませんでした。SweetBabyやShineOnは私にとってのGeorge Dukeではなかったようです。ともあれ一度、ReachForItとDukeyStickを出来る限り「大きな音」で聞いてみて下さい。車の中がいいかもしれません。