ドゥービーズの「ファースト」から「ドゥービーストリート」までの盤のなかでヒットしたものを抜き出した盤なので、トム・ジョンソン、パット・シモンズ、マイケル・マクドナルドの三者の歌声が一枚に凝縮されています。
そのため、ハードロックとフュージョンのまったく異なる音楽性がミックスされ、盤自体のバランスが取れていてすごく良いです。
ですが、元がLPレコードですから、演奏時間が45分程度と短い。
ちなみに、本当にカッティングしただけで、別バージョンなどは入っておりませんので、「ファースト」から「ドゥービーストリート」までの盤を持っている人は買う必要がありません。
Best of the Doobiesパート2というこれの続編盤も別売で出ていますが、そちらの方は、トム・ジョンスンのいなくなった後の曲しかないので、こちらのBest of the Doobiesと比べるとおとなしい感じですから、私はこちらの最初のBestの方が好きです。
ただ、パート2はどのアルバムにも入っていない曲であるリトル・ダーリンが入っている点がウリでしょうか・・・。
本作はLPレコード時代に出されたドゥービース初めてのベスト盤のCD化作ではありますが、CD、DVDと時代も進んで、もっとたくさんの曲が入ったベストやディスコグラフィーなどが販売されるようになった現在、短い収録時間で曲をただカッティングしただけの本作の存在意義はかなり薄いかも。
ただ、無駄のないベストなので手っ取り早く名曲を知りたい入門者には良いと思いますし、ドライブ中にかけるには良い曲しか入っていないので使えるかも。