Sex Pistols、PIL、そしてコラボにソロと変遷しているJohn Lydonのキャリアを知る上で便利な編集盤です。1枚目ではざっと彼の代表曲(ただし発表順ではない)に発売当時最新の20を加え、2枚目では代表的な12インチミックスと1枚目に漏れた重要曲を選曲しています。Pistols以外の曲はすべて2005年のリマスターバージョンです(リマスター担当はアビーロードスタジオのSean Magee)。なかなか機会がないがこうして彼のキャリアをまとめて聴いてみると、結局バンドだろうが、ダブだろうが、打ち込みだろうが、コラボだろうがJohnの特異なボーカルスタイルが全てを包みこんで違和感なく聴けることに驚きます。どのJohnも間違いなく借り物ではない独自のスタイル。これでずっと現在まで続いているんだからすごい。PistolsやPILを再結成するとあまりいい評判は出てこないがやはりJohnには毒を吐きつつ(時にはバターのCMにも出つつ・笑)、ジジイになってしまったこれからも一線で活躍してもらいたい。どこで何をしても何を歌ってもJohn Lydon。唯一無二。どうしてこれの日本盤が出なかったのか不思議です。