何故今なのかというタイミングの問題はあるが、何はともあれリリースされたこと自体が何となく嬉しいエレクトロニックのベスト盤。
とりあえず、これまでの三枚のオリジナル・アルバムには未収だった "Disappointed" が収録されてることが嬉しい。この曲は最初から最後までPet Shop BoysのNeil Tennantがヴォーカルをとってるので、PSBのファンでこの曲をまだ聴いたことがないという人がいればこの機会に是非。
それ以外では2曲ほどシングルB面の曲も収録されているみたいだが、個人的に彼等のB面曲の中で最もいい曲だと思ってる "Warning Sign("Late At Night" のシングルに収録)"が入ってないのが残念。あの曲でのジョニー・マーのギター・プレイに見え隠れするストーンズのK・リチャーズを意識したようなピッキングといい、いかにもバー二ーの声に合いそうな哀愁漂うメロディラインといい、B面曲にしとくのがもったいないような佳曲だからして。
あとは "Getting Away With It" と "Feel Every Beat" がシングル・バージョンじゃないのでガッカリ。あとファーストからPSB参加の "Patience Of A Saint" も入れて欲しかったし、セカンド収録曲でプロモ盤でのみリリースされたリミックスがカッコよかった "Until The End Of Time" とか、サードなら骨太のグルーヴと中盤のブレイクが超気持ちいい "When She's Gone" とか、他にも入れて欲しい曲がいっぱいありました。
文句ばかりになってしまったが、それでもリマスターのおかげでファーストやセカンドの曲がより瑞々しい音で聴けるのは嬉しいことだし、ファンならば買わずにいられない商品だと思います。