ART-SCHOOL初のベストアルバム、
『Ghosts & Angels』です。
スタッフ側からの提案がきっかけとなった今回のベストアルバムですが、
バンド側もそろそろ入門用にという気持ちになれて快諾したとのことなので、
本人達の望まぬリリースではない、ファン心理としても一安心のベスト盤です。
この時点で、シングル7枚・フルアルバム4枚・ミニアルバムは8枚(!)のリリースが有り、
それぞれの作品から”ほぼ1曲(※最後に記述)”は必ず選曲されているので、
非常にバランスの良い編集盤だと思います。
レコード会社が何度か変わったアーティストにありがちな権利の関係で全キャリアを網羅出来ないという事もなく、
価格も手頃で手に取りやすいのではないかと思います。
曲順は、リリースされた年代順に並べているシンプルなものですが、
バンドの成長やメンバーチェンジによる音・サウンドバリエーションの変化などを、
時系列で聴ける年代順でのリストというのは、入門編ということも含め考えれば、
下手に曲順をいじるよりも真っ当な形でバンドの入り口を提示出来ると思うので、
無難で面白味には多少欠けますが、これも一つの正解のように感じます。
往年のファンの本音としては、
未発表音源や新曲などの”編集盤以上の価値”を見出せると尚嬉しいものですが、
ベスト盤リリースと同日に新作ミニ・アルバムもリリースされたので、
「新曲を聴くなら新譜で」というバンドの姿勢にもとても好感が持てます。
入門編としては最高だと思いますが、
代表曲を時系列に並べただけのベストアルバムが満点というのも、
採点としてどうかな?と思うので、マイナス1で4点としました。
また、間違いなく代表曲でもありシングルのA面曲でもある「EVIL」が、
ここには収録されてないのが気になります。はて?