元Velvet Underground のリーダーにしてニューヨーク・アートロック・シーンの伝説ルー・リードの1973年の第3ソロアルバム。
P.ガブリエルのソロ作やPINK FLOYD,KISSの作品で知られるBob Ezrinがプロデュースしている。Jack Bruce, Steve Winwood, Aynsley Dunbar,B.J.Wilson(!), Tony Levin, Brecker Brosなど米英の豪華なゲスト・プレイヤーの演奏だけでもききもの。発表当時一般的には受け入れられなかったようですが、多分進み過ぎていたのでしょう。映像を喚起させる曲が多く、ベルリンを舞台に娼婦キャロラインとアメリカ人と思われる男性ジムとジムに思いをよせるもう一人の人物(ルー・リード?)とのドラマをロックオペラ風に仕上げた壮大なコンセプト・アルバム。曲のテーマは、退廃的であったり、絶望的な歌詞の曲が多いが、曲の良さ・演奏だけ聴いても、歴史的名盤クラス。 映画『Lou Reed`s BERLIN(ルー・リード/ベルリン)』では、33年間の沈黙を破ってルー・リードがこのアルバム『Berlin』の曲を2006年12月ブルックリンで5日間に渡り、ライブで演奏した模様が収められている。この作品が気に入ったら必見の映画だろう。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを始め多くのソロ作を通じて、ルー・リードがロック界に与えた影響は非常に大きい。