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Being Digital
 
 

Being Digital [ハードカバー]

Nicholas Negroponte
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

日経BP企画

ビーイング・デジタル ビットの時代
 1995年出版、その年のうちに邦訳、90年代後半を席巻したITバブルの「聖書」となった本が再刊された。著者は米マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの創設者。研究者というよりもオーガナイザーとして実力を発揮し、同ラボで数々の先進的な研究プロジェクトを立ち上げた。本書はその経験を基に、デジタル技術が社会に浸透することでどのような変化が起こるかを解説したものだ。解説の口調はあくまで楽観的でデジタル技術に対する明るい信頼にあふれている。なかでも最も象徴的なスローガン「アトム(実体のあるもの)からビット(デジタル情報)へ」が繰り返し引用され、「ドットコム」ブームの呼び水となった。

 ところがITバブルがはじけた今になって本書を読み返すと、著者は意外なまでに地に足が着いた議論をしていることに気がつく。既存の電話線を利用するブロードバンド通信としてADSLをもっと利用すべきという予想は見事に当たったし、「ハイビジョン」のような高精細度テレビ放送はオープンな規格に基づいたデジタル伝送で実現するという予想もこれまた的中した。

 本書の予想で実現していないものは、果たして予想が間違ったのか、それともまだ実現していないのか――本書で展開される数々の考察は、IT神話が崩壊し、景気低迷が続く今だからこそ真面目に検討してみる価値があるように思える。95年の出版当初は夢想としか思えなかった考察も、6年後の現在の視点で考え直すと、また新たな意味を持ってくるかもしれない。

 今後のデジタル社会の進展を考える上で、読んでおくべき価値を未だに失ってはいない一冊である。

( 松浦 晋也=ノンフィクションライター)
(日経パソコン 2002/01/07 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

出版社/著者からの内容紹介

アトムからビットへ!MITメディアラボ創設者、上級所長のニコラス・ネグロポンテが語る「創造的デジタルライフ」とは。デジタル化時代の本質を解き明かす世界的ベストセラーが新装版で登場。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • ハードカバー: 256ページ
  • 出版社: Knopf (1995/1/31)
  • 言語 英語, 英語, 英語
  • ISBN-10: 0679439196
  • ISBN-13: 978-0679439196
  • 発売日: 1995/1/31
  • 商品の寸法: 20.1 x 13.2 x 1.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 洋書 - 50,283位 (洋書のベストセラーを見る)
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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 10年間ためになり続ける本, 2001/2/9
ITとよばれる分野は状況の変化が異常に激しいため、その時書かれた本の9割以上は半年も経てば内容が陳腐化してしまいます。しかし、この本だけは、1995年の出版にもかかわらず今読んでも感銘を受けるに十分値します。その理由は、この本が技術について書かれているのではなく「デジタルであるということはどういうことなのか」という概念について、実にわかりやすい文体で示しているからでしょう。技術者ではない人が読んでも理解できます。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 人類の転換点を明確に予言した奇跡の書, 2008/3/14
By 
佐倉ごるふ - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
私の中でも、忘れられない書のひとつ。ITの大潮流を予言する本は
多いけど、本書ほど予言が「当たった」本は、他にありません。

難しい概念を、実に平易な文章で説明しています。翻訳も
大変読みやすいです。

日本での刊行当時は、ネットは黎明期で、ブロードバンドの普及なんて
まだ夢の先。DVDよりVTR全盛。デジタル放送なんて時代が来るとは
思っていませんでした。ましてや、巨大な検索エンジンが登場して、
それが時代を変えて、やがて、携帯電話がここまで進化するなんて、予想も
できなかった。そんな時代。でも、なんとなく、大きな変革が猛烈な
スピードで起こっている、そんな予感は、時代の先端シーンに垣間見えて
いました。そんな現象と行き先を、ぴったりに表現した言葉。
「ビーング・デジタル」、すべてはビットになっていく。デジタルに
変革していく。

あれから、十数年経過して、本書が示唆する以上に、時代と世界は変化の
波に洗われ、フラット化し革命的なスピードでビットが駆け巡る環境に
なりました。でも、その原理原則、ネグロポンテの思想が陳腐化することは
ありません。

願わくば本書のリニューアル、改訂版、続編を、ネグりポンテ氏に書いて
ほしいものです。実際、ものすごく読みたいです。現在の状況と、さらに
クラウド・コンピューティングな状況がもたらす未来を、彼はどんな
ビジョンを持っているのか?
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27 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 陳腐化しない良書, 2002/7/4
By 
鈴木純一 (マサチューセッツ州ボストン) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ500レビュアー)   
初版が出版されたのが95年。95年に読んで以来本棚の奥に埋もれていたのを引っ張り出して読んでみました。もう7年も経っているのに、内容のほとんどはまだ陳腐化していません。「デジタルであること(being digital)」とは何か、そしてそれが何を変え得るかを繰り返し述べており、その可能性と重要性を示しています。また、「アトム(物質)からビット(情報)へ」という主張は明快で、アトムとビットの境界としてのインタフェースの重要性を強調している点は、本書の優れている側面のひとつであり、私自身が好きな個所でもあります。メディアラボでは本の出版以前からずっとこうしたことに取り組んできていることを考えると、その先見性は尊敬に値します。今読んでも刺激に満ちていて、考えさせられることが豊富です。
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