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こんな演奏に無縁のリスナーでも、彼らのサウンドを形作った楽器。ステージでカッコ良く演奏されるその姿にノックアウトされた方は少なくないのでは?
この『Beatles Gear』にはそんな彼らが手にした楽器達が年代別に紹介されています。ギター、ベース、アンプ、ドラム、キーボード...可能なかぎり彼らが実際に使用した楽器を撮影し、その当時の写真も添えて解説しています。特筆すべきは、彼らのデビュー前、子供の時に初めて買ってもらったギターと同種のモノが紹介されていたり、楽器メーカーの製造台帳(彼らの楽器がいつ出荷されたのか判る)の写真があったりと、拍手モノの写真が随所に見られます。
勿論、英語が読めなくても十分に楽しめる内容。ビートルズファンで無くても楽器が好きなら、お勧めしたい一冊。
一例を挙げればリンゴ・スターのドラムについて。
それまで使っていたイギリス製のドラムキットに替えて、あのLudwig
のドラムセット(ビートルズのロゴ入り)を買うとき、それまでより
一回り(2インチ)小さなバスドラムにしたとか。
小柄なリンゴをより大きく見せるためのブライアン・エプスタインの
発案だそうだが、楽器を自分で弾く人だったら、これがいかに大変な
決断か判るはず。
こういうお宝情報満載の本書は、ビートルズの研究には必読書です。
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